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Twitter Blueが全世界で利用可能になり4月1日からはTwitter Blue未加入の認証済みアカウントから青色チェックマークが外れることに


Twitterは著名人などが利用するアカウントが本物であることをわかりやすく示すために、認証済みバッジ(青色チェックマーク)を導入しました。しかし、イーロン・マスク氏がTwitterを買収してから、この認証済みバッジは誰でもTwitter Blueに加入すれば購入可能となっています。誰でもゲットできる認証済みバッジを旧式の検証プロセスを通じて取得していたアカウントは、記事作成時点でも青色チェックマークがついたままとなっているのですが、4月1日からはそんな「Twitter Blueに加入していない認証済みバッジ取得済みアカウント」から青色チェックマークが消えるとアナウンスされました。

Twitter Blue expands globally, ditches legacy checkmarks
https://9to5google.com/2023/03/23/twitter-blue-global-legacy/

これまでTwitterは、企業や有名人のなりすましを防ぎ、アカウントが本物であることを示すために認証済みバッジを利用してきました。当初、Twitterの認証済みバッジはTwitter側から声がかかったアカウントのみつけることが可能だったのですが、後にリクエスト制になり一定の知名度を持つユーザーがリクエストし、Twitterに承認されれば認証済みバッジを取得することができるようになっていました。

Twitterアカウントが本物であることを示す「認証済みバッジ」のリクエストシステムが登場、申請方法まとめ - GIGAZINE


しかし、2022年11月にTwitterを買収したイーロン・マスク氏が、有料サービスのTwitter Blueに加入すれば誰でも認証済みバッジを取得できるようにすると発表。

Twitterが認証済みバッジが買える「Twitter Blue」を12月12日に再開すると発表、iOSアプリからのサブスクは値上がり - GIGAZINE


Twitter Blueで誰でも認証済みバッジが買えるようになってしまったせいで、リリース当初はなりすましアカウントが大量発生し、広告主離れにつながりました。

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このマスク氏により生まれ変わった新しいTwitter Blueの利用可能な国と地域は、これまでは約50カ国のみと限定されていたのですが、全世界に拡大されたことがアナウンスされました。


さらに、旧式のアカウント検証プロセスを通じて認証済みバッジを取得した著名人のTwitterアカウントは、Twitter Blueに加入していなくても青色チェックマークがついたままとなっていたのですが、2023年4月1日からはついに「Twitter Blue未加入の認証済みアカウント」から青色チェックマークが削除されることがアナウンスされています。Twitterはこれに伴い、旧式のアカウント検証プログラムを終了する模様。


なお、Twitter Blueはウェブからが最安値の月額980円あるいは年額1万280円で購入可能。すでに提供されているTwitter Blueの機能には、「ツイートの編集」「動画を1080pでアップロード」「リーダー」「カスタムナビゲーション」「ブックマークフォルダ」「話題の記事」などがあり、近日公開予定の新機能には「返信、@ツイート、検索結果で一番上に表示されるようになる」「表示される広告数が半分になる」などが挙げられています。

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in モバイル,   ソフトウェア,   ネットサービス, Posted by logu_ii

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