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Google検索がAIで大幅刷新、マルチモーダル入力に対応してエージェント機能も搭載


2026年5月20日、GoogleがGoogle検索に高度なAIモデルの機能を導入すると発表しました。これにより、ユーザーはただ質問するだけでエージェントを活用できるようになります。また、AIを搭載した新しいインテリジェントな検索ボックスも登場しており、これは検索ボックスにとっては過去25年以上で最大のアップグレードとなるそうです。

Google Search’s I/O 2026 updates: AI agents and more
https://blog.google/intl/ja-jp/products/explore-get-answers/search-io-2026/

What’s New in Search - YouTube


Google検索のAIモードにおけるデフォルトのAIモデルが、Gemini 3.5 Flashへアップグレードされます。Gemini 3.5 Flashはエージェント機能やコーディングにおいて最先端のパフォーマンスを発揮する最新のAIモデルです。


さらに、Googleは検索ボックスに過去25年間で最大規模のアップデートを施したとも発表しています。新しい検索ボックスは、これまでで最も強力なAIツールを手軽に使えるようになり、より直感的な質問を可能にしています。

新しい検索ボックスは、これまで以上に直感的に操作でき、知りたいことを正確に説明できるように、入力に合わせて画面が動的に広がります。ユーザーの意図を先読みするよう設計されているため、従来のオートコンプリート(自動補完)機能を超えたAIによる提案が可能で、質問の組み立てをサポートしてくれます。テキストだけでなく、画像・ファイル・動画や、開いているGoogle Chromeのタブまで、あらゆる形式を組み合わせて検索することが可能。これまで通り、幅広い検索結果も提供されます。新しいインテリジェントなAI検索ボックスは、5月20日からAIモードが利用可能なすべての国と言語で順次提供開始予定です。

また、検索結果からそのまま会話を続けることがより簡単になりました。 検索結果ページの「AIによる概要」から直接追加の質問をして、そのままAIモードでの自然な対話を続けることができます。それまでの会話の文脈(コンテキスト)が維持され、調べものを深めていくにつれて、表示されるリンクや参考とする記事の関連性も高まるようになります。このシームレスな検索体験も、5月20日から世界中のデスクトップおよびモバイル環境で利用可能です。


この他、日常のさまざまなタスクに合わせて複数のAIエージェントを簡単に作成・カスタマイズ・管理できるようになります。その第一歩として、まずは情報収集に特化した自律型AIエージェントである情報エージェント機能が提供されることとなりました。この機能は、24時間365日いつでもバックグラウンドで稼働し、情報を高度に推論し、必要な情報を必要なタイミングで見つけ出すというサポートを行ってくれます。

情報エージェント機能を活用すれば、最も関心のある事柄の最新情報を常に把握することが可能。エージェントが、ブログやニュースサイト、 ソーシャルメディアの投稿といったウェブ上のあらゆる情報に加えて、金融・ショッピング・スポーツなどのリアルタイムな最新データまでインテリジェントに確認し、特定の質問に関連する変化がないかを常にチェックしてくれるようになります。

エージェントは情報をスマートに要約して更新を通知し、次のアクションへとスムーズに移行可能。例えば理想の部屋探しをしている場合、希望する細かな条件を頭に浮かぶままエージェントに提示しておけば、エージェントが継続的にスキャンし、条件に合致する物件がでた際に通知してくれるようになるわけです。情報エージェント機能は、2026年夏以降、Google AI ProおよびUltraサブスクリプション登録者に先行して順次提供開始される予定となっています。


さらに、記事作成時点ではアメリカ限定で提供されているGoogle検索におけるエージェント型予約機能が、地域の体験イベントや各種サービスなど、幅広い新しいタスクに拡張されます。「金曜日の夜に6人で利用できて、深夜まで食事が注文できるカラオケの個室を探して」といった具体的な指示を与えるだけで、最新の料金や空き状況をまとめ、そのまま予約まで完了できるリンクを提示してくれるようになります。住まいの修理、美容、ペットケアなどの特定の分野では、ユーザーに代わってGoogle検索に店舗や業者に直接電話をかけるよう依頼することも可能。これらの機能は、2026年夏からアメリカのすべてのユーザー向けに順次提供開始されます。


Google Antigravityのパワーと、Gemini 3.5 Flashのエージェント型コーディング機能がGoogle検索に直接組み込まれることとなりました。これにより、検索機能がユーザーの質問に対して最適な形式の回答をその場で構築できるようになります。視覚的なツールやシミュレーションなど、一人ひとりのニーズに合わせたカスタムジェネレーティブUI(生成型ユーザーインターフェース)を利用可能となります。

例えば、宇宙物理学の概念を深く理解したい時や、機械式腕時計が動く仕組みを視覚的に確かめたい時も、Google検索がリアルタイムでインタラクティブな画像・表・グラフ・シミュレーションなどの要素を組み合わせて、カスタムレイアウトをデザインしてくれます。このカスタムジェネレーティブUI機能は、2026年夏以降、Google検索を利用するすべてのユーザーを対象に順次無料で提供される予定です。


結婚式の計画や引っ越しの準備など、何度も繰り返し検索を重ねる長期的なタスクに対して、Google検索はいつでも戻ってきて作業を再開できる、ユーザー専用のカスタムダッシュボードやトラッカー(進捗管理ツール)を構築できるようになります。Googleは「自分の特定のタスクのためだけに作られたミニアプリのようなもの」と説明しました。Google Antigravityを活用して検索画面から直接ミニアプリのようなカスタム体験を構築できる機能は、まずはアメリカのGoogle AI ProとUltraサブスクリプションの登録者向けに、今後数カ月のうちに提供開始予定です。


AIが真に役立つ存在となるためには、世界中の情報を知っているだけでなく、ユーザーの一人ひとりの文脈を理解している必要があります。そこで、Googleは有料サブスクリプションへの登録なしで、日本をはじめとする世界中の約200の国と地域のユーザーを対象に、98の言語でAIモードのパーソナルインテリジェンスの提供を拡大します。GmailやGoogleフォト、さらに間もなくGoogleカレンダーなどのアプリと安全に連携することが可能です。パーソナルインテリジェンスは、透明性、選択の自由、ユーザーが管理できるコントロールを最優先に設計しています。GmailやGoogleフォトなどのアプリを連携させるかどうか、またいつ連携させるかは、常にユーザー自身で管理可能です。

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in AI,   ネットサービス, Posted by logu_ii

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