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MicrosoftがWindows 11のスタートメニューでも広告のテスト表示をスタート


MicrosoftがWindows 11のスタートメニューで、Microsoft Storeで配信されているアプリを宣伝する機能のテストを開始しました。Microsoftは同様の機能をWindows 10に実装済みであるため、Windows 11でもスタートメニューに広告が追加される可能性があります。

Announcing Windows 11 Insider Preview Build 22635.3495 (Beta Channel) | Windows Insider Blog
https://blogs.windows.com/windows-insider/2024/04/12/announcing-windows-11-insider-preview-build-22635-3495-beta-channel/


Microsoft starts testing ads in the Windows 11 Start menu - The Verge
https://www.theverge.com/2024/4/12/24128640/microsoft-windows-11-start-menu-ads-app-recommendations

現地時間の2024年4月12日、MicrosoftはWindows 11 Insider Previewのビルド22635.3495(KB5037000)をベータチャネルにリリースしました。このKB5037000で、Windows 11のスタートメニュー下部の「おすすめ」部分に、Microsoft Storeのアプリが推奨表示される広告機能が実装されたことが明らかになりました。


Windows 11のスタートメニューにアプリ広告が表示されるのは、アメリカのベータチャネルのWindows Insiderのみ。ただし、商用デバイス(組織によって管理されているデバイス)にはアプリ広告は表示されません。

通常、スタートメニューのおすすめ部分にはユーザーが頻繁に利用するアプリやファイルなどから推測した、推奨アプリやファイルが表示されます。この中にアプリ広告が以下の赤枠部分のように紛れ込むこととなる模様。


アプリ広告は「設定」→「パーソナル設定」→「スタート」から、「ヒント:アプリのプロモーションなどの推奨事項を表示する」をオフにすることで、表示されなくなるそうです。

なお、Microsoftは「Windows Insidersでは決してリリースされないかもしれない新しいエクスペリエンスやコンセプトを定期的に試しています。スタートメニューにこのエクスペリエンスが表示された場合は、ご意見をお聞かせください。最初はベータチャネルの少数の内部関係者にこの機能を展開し始めます」と記しており、アプリ広告機能が一般のWindows 11に実装されることになるかは不明であると強調しています。

ただし、Windows 10ではすでにスタートメニューにアプリ広告機能が実装されています。


なお、Windows 10のアプリ広告機能は、「設定」→「スタート」→「ときどきスタートメニューにおすすめのアプリを表示する」から手動でオフにすることができます。

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in ソフトウェア, Posted by logu_ii

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