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AMDがオープンソースへの取り組みをさらに深めてマイクロエンジンスケジューラーのドキュメントなどを公開するため作業中


オープンソースドライバへの取り組みが評価されLinuxでのシェアを拡大しているAMDが、今度はマイクロエンジンスケジューラー(MES)のドキュメントを含めたコンテンツのオープンソース化に向けた作業に取り組んでいることを明らかにしています。

AMD Working To Release MES Documentation & Source Code - Phoronix
https://www.phoronix.com/news/AMD-MES-Docs-And-Source-Code

AMD announces open-sourcing of its GPU software stack and documentation, including MES | Tom's Hardware
https://www.tomshardware.com/pc-components/gpus/amd-announces-open-sourcing-of-its-gpu-software-stack-and-documentation-including-mes

AMDは以前から「オープンソース」に積極的に取り組んでおり、2024年4月にはRadeonコミュニティにおいてROCm(Radeon Open Compute platform)への関心が高まっていることを理由として、フィードバックを取得して更新を提供しているトラッカーを作成したことを明らかにし、近いうちにGPUソフトウェアスタックの追加部分とその他のハードウェアのドキュメントをオープンソース化することを告知しました。


そして実際に、MESのドキュメントなどを2024年5月の終わりに公開する方向で作業を進めていることが明らかになっています。


MESのドキュメント公開に向けた動きのきっかけになったのは、ニューラルネットワークフレームワーク「tinygrad」の開発元であるtiny corpが、トレーニング時に同じMESのエラーでクラッシュし、95%の確率でコンパイラのバグであると指摘した一件。


対応に苦慮したtiny corpは「AMDがファームウェアをオープンソース化するなら、LLVMスピルのバグを修正して、HSA向けのファザーを制作します。しかし、自分が所有しないプラットフォームのバグを修正するのに多大な労力を割く価値はありません」と投稿。


この投稿に、AMDのリサ・スーCEOは「協力とフィードバックをありがとうございます。我々はあなた方にいい解決策を提供するために、全力を尽くしています。チームが作業中です」と返答していました。

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in メモ,   ソフトウェア,   ハードウェア, Posted by logc_nt

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