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老舗音声編集ソフトのAudacityをインストール不要でブラウザでも使える「Wavacity」


無料で提供されているオープンソースの音声編集ソフトウェア「Audacity」をフォークし、ブラウザ上で動作するようにした「Wavacity」が公開されています。

Wavacity
https://wavacity.com/

上記のリンクにアクセスすると、以下のような画面が表示されます。本家のAudacityは表示言語を日本語に設定する必要がありますが、Wavacityは最初から日本語で表示されるので、日本語ネイティブユーザーにとってかなり取っ付きやすくなっています。


記事作成時点で最新バージョンとなる本家Audacity(v3.3.3)の画面が以下。


比較するとこんな感じ。スライダーを右に動かすとWavacityが、左に動かすとAudacityが表示されます。


楽曲ファイルをインポートするには「ファイル」から「開く」をクリックし、ファイルを選択します。


タイムライン上でドラッグすると、編集可能な範囲を定められます。


「編集」から「切り取り」「コピー」などの操作を行えます。


プラグインを新たに追加することはできないようですが、あらかじめ一通りのプラグインが導入されており、有効化・無効化を切り替えることは可能です。


なお、WavacityはかつてWavvyという名前でリリースされていましたが、商標上の問題から改名に至っています。Wavacityのリポジトリは以下から確認できます。

ahilss/wavacity
https://github.com/ahilss/wavacity

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in ウェブアプリ, Posted by log1p_kr

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