レビュー

iPhone・Apple Watch・AirPodsを3台同時に充電できる「Anker 737 MagGo Charger」レビュー


iPhone、Apple Watch、AirPodsという3つのApple製品をまとめて同時にワイヤレス充電できるのが「Anker 737 MagGo Charger」です。ワイヤレス充電は便利なものの、対応する純正のワイヤレス充電器を使うとなると、それぞれ別の充電器を用意しなければいけなかったり、コンセントの差込口を圧迫したりするのですが、Anker 737 MagGo Chargerを使えばこれらの問題をスッキリ解決できるということで、さっそく使ってみました。

Anker 737 MagGo Charger (3-in-1 Station) | マグネット式ワイヤレス充電器の製品情報
https://www.ankerjapan.com/collections/wirelesscharger/products/b2599

Anker 737 MagGo Chargerが入っている箱はこんな感じ。製品名の代わりに「SERIES 7」の文字が入っています。


箱の正面右下にはApple認定のサードパーティー製アクセサリであることを示す「Made for Apple Watch」と「Made for MagSafe」のロゴ。


箱の中身はこんな感じ。Anker 737 MagGo Charger本体、USB Power Delivery対応USB急速充電器(30W)、USB-C to USB-Cケーブル(1.5メートル)、取扱説明書、保証書が入っていました。


これがAnker 737 MagGo Charger本体。正面にはMagSafeに対応しているiPhone 12以降のiPhoneをワイヤレス充電するための円形のエリアがあります。ここにiPhoneを置くとMagSafe対応端末なら磁石でピタッとくっつくので、iPhoneが滑り落ちる心配は一切ありません。


裏面はこんな感じ。


下部にUSB-Cポートがあります。


左側面から見ると真ん中に三角形の空洞があります。Qi充電対応機器をここに置くと、ワイヤレス充電が可能です。


右側面にはApple Watchを充電するための台座があります。公式のApple Watch用ワイヤレス充電器をそのまま埋め込んだかのような見た目です。


上から見るとこんな感じ。


Apple Watchを置いていない時はスタンドから伸びるApple Watch用の充電台がかなり気になるところですが、iPhoneやApple Watchを置けば全く気になりません。


付属のUSB急速充電器の出力は30W。


USB-C to USB-CケーブルをUSB急速充電器に挿します。


反対側は本体底部のUSB-Cポートに接続。


あとは充電器をコンセントに挿せば、iPhoneとApple Watchを同時に充電することが可能になります。


当然MagSafe対応ケースを装着した状態でもワイヤレス充電可能です。


Apple純正のMagSafe対応ワイヤレス充電器であるMagSafe充電器の場合、電源アダプタには出力20Wの電源アダプタの利用が推奨されています。また、Apple WatchもApple USB-C 磁気高速充電ケーブルを使って充電する場合は、18W以上の出力の電源アダプタが必要です。


これらのワイヤレス充電器を利用すると、20W出力の電源アダプタを2つ同時に使用しなければいけなくなるため、コンセント周りはこんな感じにかなり圧迫されます。


しかし、Anker 737 MagGo Chargerならコンセント周りもスッキリ。


Appleの出力20Wの電源アダプタは横幅が広いので、以下のような横並びのコンセントに挿そうと思うと、サイズ的に挿せないケースもままあります。しかし、Anker 737 MagGo Chargerならコンセントひとつで最大3つの機器を同時に充電できるので、コンセント周りの省スペース化が簡単に実現可能です。


3つ目の充電エリアがあるスペースは、底辺約7cm×高さ約7cmの三角形になっています。


そのため、ここでAirPodsのようなコンパクトなワイヤレス充電対応機器以外を充電するのは難しそうです。


実際にMagGo Chargerを使ってバッテリーが空状態のiPhone 12とバッテリー残量が24%の第2世代Apple Watch SEをワイヤレス充電してみました。


充電開始から30分でiPhone 12は25%まで、第2世代Apple Watch SEは54%までバッテリーを充電することができました。


さらに充電を続けていくと、充電開始から1時間時点でiPhone 12のバッテリーは49%、第2世代Apple Watch SEのバッテリーは91%まで回復。


付属の充電器は出力が30Wなので、iPhone・Apple Watch・AirPodsの3つを同時に充電すれば純正アクセサリーでそれぞれ個別に充電するよりもバッテリーの充電に時間がかかるかもしれません。ただし、1台で最大3台の端末をワイヤレス充電できるので、コンセントを圧迫せず、かつケーブルも1本で済むのでデスク周りを圧倒的にスッキリまとめることができます。

なお、Anker 737 MagGo ChargerはAmazon.co.jpだと税込1万9990円で販売中です。

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in レビュー,   モバイル,   ハードウェア, Posted by logu_ii

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