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Twitterがヘイトスピーチっぽいツイートに「表示が制限されている」とラベルを貼りシャドウバンする方針を発表


Twitterがヘイト行為に関するルールに違反するツイートに、「表示が制限されています」というラベルを付与し、他ユーザーのタイムラインには当該ツイートが表示されにくくすると発表しました。このラベル付与&表示制限は、Twitterの他のルールにも順次拡大していく予定です。

Freedom of Speech, Not Reach: An update on our enforcement philosophy
https://blog.twitter.com/en_us/topics/product/2023/freedom-of-speech-not-reach-an-update-on-our-enforcement-philosophy


Twitter will label ‘hateful’ tweets when it restricts them - The Verge
https://www.theverge.com/2023/4/17/23686661/twitter-label-hateful-tweets-restricts-shadowban

Twitter will now tell you when it suppresses a hateful tweet
https://www.androidpolice.com/twitter-visibility-limited-freedom-of-speech-not-reach-policy/

Twitter to label tweets that get downranked for violating its hate speech policy | TechCrunch
https://techcrunch.com/2023/04/17/twitter-says-it-will-label-tweets-that-violate-its-hate-speech-policy-and-get-downranked-as-a-result/

Twitter Adds Transparency to Shadow Bans as it Moves to Allow More Kinds of Speech | Social Media Today
https://www.socialmediatoday.com/news/Twitter-Adds-Transparency-to-Shadow-Bans/647862/

Twitterの安全性やプライバシーに関するアップデートをツイートするTwitter Safetyが、「ツイートに対する強制措置の透明性を高めています。最初のステップとして、ヘイト行為に関するルールに違反している可能性があると特定された一部のツイートに、表示を制限したことを知らせるラベルが間もなく付与されることになります」とツイートしました。


ヘイト行為に関するルールに違反したTwitterユーザーは、違反したツイートに以下のようなラベルが付与されることになるとのこと。ラベルには「表示が制限されています:このツイートはTwitterのヘイト行為に関するルールに違反している可能性があります」と表示されます。


また、無関係のユーザーがヘイト行為に関するルールに違反したツイートを表示した場合も、表示形式は微妙に異なるものの同じ警告文が記されたラベルが表示されます。なお、ツイート内容が表示される場合と非表示になる場合があるようです。


Twitterは「このラベルは、ツイートがどのポリシーに違反している可能性があるかを、ツイートした本人とTwitter上にいる他のユーザーの両方に示すことで、実施措置に新しいレベルの透明性をもたらします。これらのラベルが付いたツイートは、プラットフォーム上で発見しにくくなります。また、ラベルのついたコンテンツに隣接して広告を掲載することはありません」と説明しています。

なお、ツイートの表示制限については強制的対応の適用レベルと適用範囲のページに詳細が記されており、各種対応については以下のように書かれています。

違反に対する強制的対応の適用レベルと適用範囲 | Twitterヘルプ
https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/enforcement-options

ツイートの表示の制限:検索結果の上位やツイート作成者をフォローしていない利用者のタイムライン上にツイートが拡散されないようにしたり、利用者がツイート作成者をフォローしている場合を除き、返信ツイートの表示を規制したりしてTwitter上のコンテンツ表示を減らします。また、メールやおすすめから当該ツイートおよびアカウントが除外されます。やり取りの性質やコンテンツの種類に見られるさまざまなサインに基づいて、ツイートの表示が制限されます。


Twitter側によるツイートへの処置が間違っていると思われる場合はフィードバックを送信することも可能。ただし、フィードバックを送信したからといってTwitter側から返信を受け取ったり、ツイートの表示制限が解除されたりするとは限らないとのこと。

なお、Twitterはこのラベルをヘイト行為に関するルールに違反したツイートのみに適用しますが、今後数カ月以内に適用範囲を他のポリシー領域にも拡大する予定であることも明かしています。

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in ネットサービス, Posted by logu_ii

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