ハードウェア

読込毎秒888MB・書込毎秒430MBを実現したPCIe接続のSDカードのデモをWestern Digitalが展示


スペイン・バルセロナで開催されている「Mobile World Congress 2018」のWestern Digitalブースで、「INSPIRING THE FUTURE」と題して、PCI Express(PCIe)接続でシーケンシャル読込速度888MB/s・シーケンシャル書込速度430MB/sという高速アクセスのSDカードのデモ展示が行われました。

Western Digital Demos SD Card with PCIe x1 Interface, 880 MB/s Read Speed
https://www.anandtech.com/show/12487/western-digital-displays-sd-card-with-pcie-interface


ニュースサイトのAnandTechによれば、SDカードの見た目はWestern Digital傘下のSanDiskのSDカードとほぼ同一で、M.2ソケットにSDカード用アダプタを取り付けてデモを行っていたとのこと。


CrystalDiskMarkでベンチマークを行うと、シーケンシャルの読込速度が毎秒888.8MB、書込速度が毎秒430.2MBを示しました。


マイナビニュースではまた異なるベンチマーク結果を掲載していますが、やはりシーケンシャル読込が毎秒888.8MB、書込は429.7MBとなっています。


あくまでデモとしての展示で、今後製品化されるかどうかはわかりませんが、SDカードの規格策定を行っているSDアソシエーションではPCIeを標準インターフェースとして採用することで完全な「SD PCIe標準」の開発をサポートするように業界に要請しているとのことなので、今後は「小型SSD」としてPCIe接続のSDカードが利用されるようになるのかもしれません。

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in ハードウェア, Posted by logc_nt

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