取材

初の「LTE」を使った通信デモも、KDDIの次世代高速通信戦略を見てきました


携帯電話ブランド「au」を手がけるKDDIが将来的に展開を目指している、下り最大100Mbps、上り最大50Mbpsを実現する次世代高速通信規格「LTE(Long Term Evolution)」や、先日発表が行われたWiMAXとCDMAの2方式を組み合わせた高速通信サービスなど、KDDIの今後の戦略の要となるものが「CEATEC JAPAN 2009」にて展示されていたので、チェックしてきました。

なお、KDDIとしては初となるLTEの通信デモも公開されています。

詳細は以下から。
「CEATEC JAPAN 2009」のKDDIブース


9月30日に発表されたWiMAXとCDMAの両方の通信方式に対応したデータカードが展示されていました。


ExpressCardタイプとUSBタイプの2種類がラインナップ。DATA01とDATA02は定額プラン向け、DATA03とDATA04は従量制プラン向けの端末です。


ネットブックに取り付けたところ。残念ながらモックであるため、通信はできませんでした。


こちらは2012年12月からサービス開始を予定している次世代高速通信「LTE」のデモ。HDビデオカメラで撮影した動画をLTEを利用して送受信しています。


デモ実施時の転送速度は6.3Mbps。どうやらHDビデオカメラだけでは帯域を使い切れない模様です。


最高転送速度は上り20.2Mbps、下り29.3Mbps。なお、デモの際は10.0MHzの帯域を利用していましたが、20.0MHzの帯域を利用した場合、上り40.4MBps、下り58.6Mbpsという計算になります。


YouTube - KDDI初の「LTE」を使った通信デモ

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in 取材,   モバイル,   動画, Posted by darkhorse_log

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